診療所訪問 / 歯科
JA歯科医院もとみや/相樂惇郎 先生
今回ご紹介するのは、JA歯科医院もとみやの相樂惇郎先生です。
趣味はツーリングとマラソン。17年間続けているバイクライフの魅力を教えて頂きました。
診療面では訪問歯科診療に力を入れ、認知度の向上に努めています。
(取材日:2019年6月21日)

風や自然を感じて走る
バイク歴17年。『通勤用』、『山道走行用』、『長距離ツーリング用』の3台所有し、バイクライフを楽しんでいると言います。
「大学時代に通学でバイクに乗り始めたのがきっかけです。風や自然を感じながら走るのが気持ち良く、当時はよく磐梯山へツーリングに出掛けていました。磐梯山から見下ろす猪苗代湖は今までで一番印象に残っている絶景です。」
現在はJAのツーリングクラブに所属し、バイク仲間と一緒に県外まで出掛けられるのだとか。
「泊りがけでは主に千葉県へ、日帰りでは宮城県の松島へ行きます。クラブの活動とは別に、今年の夏には秋田県の研修先でお世話になった院長先生を含め、4~5人で男鹿半島をまわる予定です。」
ツーリングの魅力は?との質問には…
「バイクに乗っていると、自転車で坂道を下っている時のような感覚が永遠と続き爽快です。また、バイク旅は気軽に出掛けて宿泊できますし、行った先々で景色を満喫できるのがいいですね。」

文系から歯科医師の道へ
歯学部入学前は岩手県立大学を卒業し、金融機関に勤めていた相樂先生。当時ある思いが芽生え、歯科医師を目指したと言います。
「『より人から感謝される仕事に就きたい』これが第一の目的でした。そのような仕事の中でも、歯の不調を治し、ご自身の健康な歯で噛めるようになることは最大の喜びではないかと思い、2年半勤めていた前職を辞して、歯科医師を志しました。」
その後、奥羽大学を卒業。1年前から院長を務め、訪問歯科診療に注力していると話します。
「施設への訪問を含め、週に100人程診ています。院外で治療するため、使用できる機材は限られていますが、出来るだけ残せる歯は残す等、外来診療と同等な医療が提供できるよう、時間をかけて丁寧に治療を行っています。」
加えて、JAの理念である『相互扶助』をモットーに、取り組んでいることがあると言います。
「在宅の患者さんは要介護者であることが多く、適切な治療計画を立てるためには、患者さんご本人だけはでなく、周りの方との話し合いが必要になります。そこで、ご家族やケアマネさん等、色々な方に説明をする際は、相手に合わせて用語や言い回しを使い分けるよう努めています。」

健康寿命を延ばすために
JA歯科医院もとみや様の未来像は?との質問には…
「今後さらに訪問歯科診療のニーズが高まると予想されていますが、認知度はまだまだ低いと感じています。そのため、まずは歯科訪問診療の存在を知ってもらい、必要に応じて利用してもらうことで地域の健康寿命を延ばしていきたいと考えています。」
認知度向上のため、定期的に介護施設で講演会を行ったり、『ケア・カフェ』に参加していると言います。
「『ケア・カフェ』は、二本松市内の医療従事者や介護職員が100人程集まって、1つのテーマについて語り合う場です。多職種間で情報共有や相談ができる貴重な場所なので、今後も積極的に参加していきたいです。」
これまでもこれからも、地域との繋がりを密にし、より多くの人が健康な毎日を過ごせるよう尽力するJA歯科医院もとみやであり続けます。

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【プロフィール】相樂惇郎先生
平成18年、岩手県立大学卒業。
平成28年、奥羽大学卒業。
平成29年、医療法人福清会 福内歯科医院勤務。
平成30年、越後さんとう歯科診療所勤務。
平成30年6月からJA歯科もとみやの院長を務める。
●趣 味:ツーリング、マラソン。
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(事務局/長島)