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宍戸医院/宍戸英夫先生

2020-03-25

[診療所訪問]

宍戸医院/宍戸英夫先生▲宍戸英夫先生

 今回ご紹介するのは、福島市にある宍戸医院の宍戸英夫先生です。

 趣味は自転車。県内外で開催されるレースに毎年出場しています。思い入れのあるレースとは?

 診療面では百年以上続く医師家系の3代目として、地域医療を担っています。
(取材日:2020年2月3日)

【Ⅰ】全長80㎞の自転車レース

 自転車歴5年目。県内や栃木県で開催されるレースに毎年出場し、日頃からサイクリングを楽しんでいます。

「ロードバイクに乗っている友人に誘われて、走りに行ったのがきっかけです。当初は平地を走っていましたが、それだけでは飽き足らなくなり、山や峠を登るヒルクライムやロングライド(長距離走行)の大会に挑戦しました。」

 シーズン中は大会に向けて、ご自宅から周辺の山々まで、往復約40㎞のコースを走っていると言います。思い入れのあるレースは?との質問には…

「5年前に初めて参加した日光市の『ツール・ド・NIKKO』です。全長約80㎞のアップダウンのあるコースで初心者には大変でした。また一緒に参加した友人のスピードに付いていけなかったこともあり、この大会を機に真剣に練習するようになりました。今では同じスピードで付いていけるくらいタイムが縮まりました。」

 自転車の魅力とは?の質問には…

「練習や努力の成果がレース結果に表れることです。そして何といっても走り切った後の達成感は格別です。」

【Ⅱ】リラックスできる場所

宍戸医院/宍戸英夫先生▲種類豊富な本が並ぶマガジンラック。

 宍戸先生は医師家系の3代目として、平成25年に院長を承継されたと言います。

「先代の父が開業医でしたので、自分も地元の地域医療に貢献したいという思いで医師を目指しました。大学卒業後は、消化器内科を専門に研鑚を積み、現在の診療に活かしています。」

『患者さんがリラックスできる場所』を目指し、院内の空間作りにこだわっていると話します。

「院内を温かみのある雰囲気にするためにフローリングや壁には木材を多く用いました。また茶色とグリーン(椅子や観葉植物等)を組み合わせて、院内を落ち着いた色合いにしています。待合室には患者さんがゆったりとくつろいで頂けるように大画面のテレビを設置し、雑誌や本を多く揃えています。」

【Ⅲ】気軽に受診できるように

宍戸医院/宍戸英夫先生▲福島市にある宍戸院。

 診療面では患者さんに理解してもらいやすい方言を使って話していると言います。

「例えば、来院して下さる患者さんの中には方言で話す方が多くいらっしゃいますので、私もあえて方言を使って話します。こちら側も標準語に直さずに方言を使うことで、患者さんはいつも通りの言葉で気兼ねなく話せますし、これによりコミュニケーションをスムーズに取ることが出来ると考えます。」

 宍戸医院様の未来像は?との質問には…

「これからも接遇面や空間作りを意識して、地域の方が気軽に受診できるよう、努めていきたいです。」
これでもこれからも地域に根差し、親しみやすいクリニックを実現する宍戸医院であり続けます。

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【プロフィール】宍戸英夫先生

昭和41年、福島市生まれ。
平成5年、順天堂大学医学部卒業後、福島医大第2内科入局。
塙厚生病院、常磐病院での研修を経て大原綜合病院、福島赤十字病院勤務。
平成18年、宍戸医院にて副院長を務める。
平成25年、宍戸医院を承継。

●趣味:自転車、スキー、ゴルフ。

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(事務局/長島)