古川産婦人科/古川宣二さん【情報掲示板】情報掲示板

古川産婦人科/古川宣二さん

2017-07-04

[診療所訪問]

古川産婦人科/古川宣二さん郡山市にある古川産婦人科

 今回ご紹介するのは、郡山市にある古川産婦人科の古川宣二さんです。
 卓球・ゴルフ・囲碁と多趣味。健康維持のため、友人やスタッフとの交流を楽しみながら続けています。
 また、診療面では、分娩体制をマニュアル化し、システムとして整備。全国にそのシステムを広めるべく尽力しています。

■趣味を通して親睦を深める

 お兄様に誘われ、中学時代に始めた卓球。大学時代も卓球部に所属し、開業後は毎年、職員が一堂に会する卓球大会を開催していると言います。

 「大会に向けて昼休みに練習するスタッフもいるほど、熱が入っています。試合では皆真剣で、業務上では見られなかった一面も垣間見え、親睦を深める絶好の機会になっています。賞品を出しているのも、毎年続いている理由の一つかもしれません。」

 卓球に次いで経験が長いスポーツがゴルフ。医局時代から続けていると話します。

 「現在は郡山市の医師で構成するゴルフクラブに所属し、年に5、6回コースを回っています。ゴルフは心身の健康維持ができるだけではなく、ホールを回る最中での会話を通して、人間関係を深められる点に魅力があります。またスポーツの他に碁もたしなんでおり、趣味を通して健康を維持しながら、スタッフをはじめ地域との交流を深め続けたいです。」

■独自のシステム『FMBS』

 「開業当初から“穏やかなお産”を当院の目標に設定し続けています。これは、助産師を中心に医師や看護師がチームとして連携し、常に妊婦に寄り添い、安心して穏やかに出産できる体制を指します。」

 この目標をこれからも維持・発展させるために、独自のシステムである“メディカルバースシステム(FMBS())”を2010年に立ち上げたと言います。

「FMBSは産科医・助産師不足の中で、安心・安全を継続して担保できる分娩体制を確立したいために構築しました。これは日本全体の分娩体制のモデルになると考えており、より穏やかなお産ができる環境が増えるよう、このシステムを全国に広めていきたいです。」

※FMBSとは?
 医師の管理下で助産師と看護師がチームを組み、ローリスクの分娩管理・介助を行う仕組のこと。助産師と看護師が互いの業務分担を明確にし、その中でも両者に該当する業務はどちらが優先的に関わるのかを具体的にマニュアル化。これにより、各スタッフの負担が減り、結果的に安心・安全な分娩体制の確立が可能となる。

■おっぱい外来

 FMBSに加えて、“おっぱい外来”にも力を入れている古川先生。乳房トラブルに関しては医療介入しにくい側面があり、これまでは退院後の母乳ケアを十分に行えずにいたのだと言います。

 「産後ケアについて悩んでいた際に、たまたま『母乳育児支援業務基準 乳腺炎/公社日本助産師会』を読み、これを基にすれば医療介入できると考え、おっぱい外来を開設。2016年6月には、初の試みとして“おっぱい外来研究会”を開催し、おっぱい外来の現況を報告しました。」

 研究会には県内から100名を超える医師や助産師が集い、大盛況だったと言います。今年も6月に開催予定なのだとか。

 「今回は、外科医との連携の在り方や漢方薬の導入等、乳房トラブルへの対処や協力体制の在り方について、医師や助産師をお招きしシンポジウムを行う予定です。」

最後に一言。

「出産後の乳房ケアに関しては、外科医や助産師、保健師等、様々な役割を持つ方との連携が重要です。オール福島で連携することにより、福島県のおっぱい外来は更に良くなると考えます。現在、国で産後ケアを推していますが、当院のおっぱい外来もその中核を担えるように、さらに発展させていきたいです。」

 古川産婦人科はこれからも、母親が穏やかに出産し安心して子育てのできる体制づくりに尽力し続けます。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*--*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

【プロフィール】古川 宣二 先生

昭和41年、岩手医科大学医学部卒業後、福島県立医科大学産婦人科学教室に入局。その後星総合病院に勤務。

昭和55年、現在地(郡山市)に、古川産婦人科を開設。

趣味:卓球、ゴルフ、囲碁
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*--*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
(事務局/佐藤)