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今昔の地球環境

2020-06-30

[コラム]

今昔の地球環境

 『桃太郎はあまりの暑さに桃を飛び出し、川を泳いで行ってしまいました。かぐや姫は森林伐採で竹を見つけられず、人魚姫はゴミが邪魔して、地上に上がれませんでした』。

 これはラジオのCMから流れてきた地球環境への警告ですが、コロナ危機・騒ぎに気を奪われている間にも事態は刻一刻と悪化への道を突き進んでいます。強大化した台風・ハリケーン・サイクロンがもたらす洪水や土砂災害、大規模な森林火災等の自然破壊、大気温度の異常な変動は生態系の尋常な営みを狂わせ、動植物に異変をもたらしています。近い将来に北極圏の永久凍土の融解による大気中へのCO2の排出増加も予測されています。

 皮肉にもコロナ対策としての外出自粛だけで都市部のCO2は30%減少しています。温暖化防止への手立ては困難ではあるが、決して不可能なことではないとの証明です。頻発する地震は地球の悲鳴のようにも思われます。子孫のためにもこの美しい地球を残したいものです。

 日本のコロナ感染はだいぶ収束の方向にきていますが、世界的には未だにパンデミックの状態にあります。ウイルスや細菌との戦いは過去にも繰り返されています。ウイルスが死滅することはありませんから、いかに共存・共生してゆくのかの知恵が必要とされます。

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(T)