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緩和医療研修会に参加して

2019-12-25

[コラム]

緩和医療研修会に参加して

 入院医療から在宅医療への流れの中、癌により闘病されている患者さんも今は自宅で最期を過ごしたいと希望する方が多く、病院から当院へ紹介されることがあります。

 一人医師でもあり難しい面もありますが、御家族の意向の強さに押され、受け入れることもあります。この間、二人の若い末期癌患者さんの在宅医療を行い、医師経験は長くても癌末期医療の難しさを痛感。そんな折、会津若松での緩和医療研修会に参加しました。

 参加者は20名足らずでおよそ半数が医師、半数が看護師を始めコメディカルスタッフの方でした。何より驚いたのは、誰もが若く私より20歳以上離れ、医師ともなれば卒後間もない方がほとんどで私とは相当な歳の開きでした。内容は講義中心と思いきや、多くはグループワーキング。少人数のディスカッション中心で最後は3人でのコミュニケーションスキルのためのロールプレイングでした。

 若い方とのグループワーキングは少し気を使いすぎて言葉足らずで終了となりました。勉強にはなりましたが思いのほか疲れ、翌日は一日寝込んでしまいました。後日、調べてみるとこの研修を受けられた方は福島県では1500名以上いました。医師が半数とした場合、県医師約3700名から考えるとかなりの方が研修を受けておられようで、遅れをとったようです。疲れを感じましたが、現代の医療を維持発展させていくためには、老齢に鞭打って今後とも努力しなければならないと感ずる日々でした。皆様はいかがですか?


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(岡内 章(医療生協きたかた診療所)/喜多方市)