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[眼 科]

赤外線が目に入ると

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 赤外線によって眼に重大な障害が起こるということは日常生活上ないと考えてよいと思います。しかし、職業的に毎日何時間も、しかも長い年月にわたって強い赤外線をあびている場合は違ってきます。


 赤外線による眼の障害の代表例としては、ガラス細工を作っている人にみられる白内障があります。人の目には感じられない、赤い光よりも波長の長い光線を赤外線と呼んでおり、これは目に入るとほとんどが黒目の部分、つまり、角膜で吸収されてしまいます。しかし、通過していく残りの赤外線は、目の中のレンズ、つまり、水晶体そのものでは吸収されないものの、水の分子と共鳴現象を起こす周波数の赤外線が、白内障を起こす原因になります。赤外線によって目の中の水の温度が上がり、そのため水晶体の中の水分の温度も上昇し、水晶体中のタンパク質がその熱によって料理され凝固し、濁ってしまうことになります。もちろん、これは何十年もかかって進行することで、はじめは、水晶体の後側に膜状の濁りができ、次に前のカプセルがはがれ、ついには水晶体が崩壊してしまう、という経過をたどることになります。


 赤外線のその他の影響としては、老眼の進行を早めているという仮説があります。赤道付近に住んでいる人の方が北極や南極に近いところに住んでいる人よりも老眼になる年齢が平均して5年ほど早い、ということがわかっています。これは、太陽光が原因と考えられており、中でも赤外線との関係が濃厚とみなされています。


 眼科の検査機械の中で赤外線を使用しているものがありますが、眼に害を及ぼすことはありませんので安心して検査を受けて下さい。

(2007-05-16 15:42:40) 

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